2010年02月04日

「八ツ場」中止、「胆沢」は続行…なぜ 「政治に翻弄された」住民いらだち(産経新聞)

 資金管理団体「陸山会」の土地購入問題に絡み、民主党の小沢一郎幹事長のおひざ元、岩手県奥州市で建設中の「胆沢(いさわ)ダム」に注目が集まっている。同じ大型公共事業でも「ムダ遣いの象徴」として早々と中止が打ち出された八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)と対照的に、国の再検証作業の対象から外れ、工事が進む。政府は“政治的配慮”を否定するが、野党や長い反対闘争の末に建設を受け入れた八ツ場ダム建設予定地の住民らからは疑問の声が上がっている。

 ■飛び交う憶測

 「本体工事に着工しているかどうかで線引きした。政治的な配慮はない」

 今月24日、八ツ場ダムの建設予定地で初めて実現した水没予定地区住民との意見交換会。なぜ八ツ場は中止で胆沢は続行なのか−。住民代表から繰り返し突き付けられた疑問に、前原誠司国土交通相は説明に追われた。

 八ツ場ダムや川辺川ダム(熊本県)などに比べて中央では知名度が低かった胆沢ダムだが、小沢氏に絡む政治資金規正法違反事件で、関連工事を請け負ったゼネコンが東京地検の捜索を受けたことで注目度が上昇。前原国交相が昨年12月、平成22年度に全国で建設を予定している136のダム事業のうち「必要性を再検証する」とした89事業に含まなかったことに憶測が飛び交っている。

 北上川水系の胆沢川で建設が進む胆沢ダムは、岩石を積み上げてつくる国内最大級のロックフィルダムだ。総貯水量は1億4300万立方メートルで完成後のダム本体の長さは全国一の723メートルにも及ぶ。昭和63年の建設開始から「大きな反対運動はない」(奥州市胆沢ダム振興室)。あと1メートルかさ上げすれば、本体は出来上がる。平成25年度には完成する予定だ。

 胆沢ダムができれば約2キロ上流にある石淵ダムは水没する。その石淵ダムの約10倍の貯水量を誇る巨大ダムだけに費用はかさむ。八ツ場ダムの総事業費が当初の2110億円から16年には4600億円に増額したように、胆沢ダムも1360億円から2440億円へと膨れ上がっている。

 ■客観的な基準

 ダムは(1)用地買収(2)生活再建工事(3)水の流れを変える転流工事(4)本体工事−の段階を踏んで完成する。前原国交相が、事業継続を判断した条件として提示したのは▽ダム本体工事に着手している▽すでにあるダムの機能増強を目的にしている−など。胆沢ダムは15年1月に最終段階の本体工事が始まっているが、八ツ場ダムはまだ着手されていない。「客観的な条件に基づいて振り分けた」と説明するゆえんだ。公共事業に詳しい五十嵐敬喜・法政大教授も「仕分けの方法としては合理的で、手続きにも問題はない」と話す。

 ただ、ある自民党幹部は「(中止か継続か)答えを見つければ、それに合わせた基準を作るのは役所は実に巧み。答えが先か、基準が先かは分からない」と疑問視する。治水対策に詳しい専門家の間には「治水対策の重みは地域で違う。共通の基準をあてはめて事業の可否を判断するのは困難だ」と、基準自体に懐疑的な見方も広がっている。

 ■小沢氏に配慮?

 一方で、冒頭の住民のように、小沢氏への“政治的配慮”があったのではという見方もくすぶっている。地元での小沢事務所の影響力が、西松建設の違法献金事件の公判で指摘されているからだ。検察側は政治資金規正法違反に問われた、小沢幹事長の公設第1秘書の大久保隆規被告(48)から「おたくらが取った胆沢ダムは小沢ダムだ」と言われた、とする西松関係者の供述調書を朗読した。

 自民党は26日、三ツ矢憲生国土交通部会長や小渕優子前少子化担当相ら14人を現地に派遣。徹底追及する姿勢をみせている。

 八ツ場ダムも政治的な動きに翻弄(ほんろう)された。民主党のマニフェスト(政権公約)に、17年の衆院選で中止と明記されたあと19年の参院選で消滅。昨年の衆院選で復活した。ダムの検証チームにかかわった民主党の佐藤謙一郎・元衆院議員は「(大型)開発に抵抗のない人もいて賛否両論がある中、(17年は)押し込むことに成功したが、19年は熱心な議員が軒並み落選していたため載らなかったのだろう」と、党内の力関係で公約が決まったことを認める。

 「ダム問題に翻弄されているのではない。政治に翻弄されている」(八ツ場ダム建設予定地住民)。そのいらだちが、胆沢ダム建設続行への疑問につながっている。

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posted by イヌヅカ アキラ at 18:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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 全体の98%が水分で、こんにゃくの500倍も強度があるゼリー状の新物質を相田卓三・東大大学院工学系研究科教授らが開発した。相田教授らは新物質を「アクアマテリアル」と命名。人工軟骨や制震材など幅広い分野での応用が期待できるといい、1月21日付英科学誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。

 水分が9割を超える従来の素材に比べ、アクアマテリアルは強度や作製方法の簡潔さ、アルコールやシンナーといった有機溶媒への耐性などに優れている。また、強い力で変形させても数秒で元に戻り、水を通しにくい樹脂などで薄くコーティングすれば蒸発も防げるという。

 アクアマテリアルの作製には、まず微量の粘土が溶けた水に吸水性の樹脂を添加。樹脂によって粘土の分子を分散させたうえで新開発の高分子化合物を加えると、粘土分子が網状に結びつき、変形しても壊れない強さが備わる。慣れれば作業に10秒ほどしかかからず、水道水でもできるという。研究グループは「ほとんど水なのでコストがかからず、自然にもやさしい。応用研究はこれからだが、アクアマテリアルに酵素や菌を入れ、発酵などに用いることもできる」と話している。(小野晋史)

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